あぁ、事件は会議室で起きてるんじゃない。
現場で起きてるんだ……。
誰かが昔言っていたけれど、あれ、本当にその通りですね。
今はAIに聞けば、あっという間に「もっともらしい解決策」が手に入ります。
それはそれで素晴らしいことだし、私も大いに肯定しています。
でもね。画面を眺めているだけじゃ、雨漏りは止まらない。
AIはあなたの代わりにスパナを持って、ボルトを回してはくれないんです。
綺麗な資料や、空想の経営戦略をいじり回す前に、
まずは「現場の機嫌」を伺いに行きませんか。
知恵(AI)は借りる。でも、最後は自分の手でカタをつける。
そんな、ちょっと古くて新しい「自律」の話をしましょう。
当研究所は、「外部資本や業者に過度に依存せず、組織自らが現場を管理・運営(DIY)する」ための技術を実装し、強靭な事業基盤を再建するための実践型拠点です。
「現場の主導権を、組織の手に取り戻す。」
不透明なコストを削ぎ落とし、AIと実務技術という具体的な「武器」で、
小規模組織が自律駆動するための戦略を実践する場所です。
MISSION & PHILOSOPHY
「内製化」や「生産性向上」という言葉は、決して効率化ツールを入れるだけの話ではありません。
私がこれほどまでに「現場の物理的な手応え」に執着するのには、理由があります。
それは、23枚の免状を携え「現場の泥」の中で積み上げてきた、
「現場を知る人しか組織を救えない」という確信です。
[活動の原点] 現場の理、解決の記録
机上の空論を語るコンサルタントではなく、
スパナとAIを同時に使いこなし、現場を再建してきた過程。
「現場を知る」とはどういうことか、その思考の軌跡。
気づいたら、武器(免許)が23枚増えていただけ。
私はよく「なんでそんなに国家資格を取得しているの?」と聞かれますが、特別な理由はなくて。
ただ現場で「これ、本当に言われている通りの仕組みなのか?」と、自分の目で一つひとつ確認していたら、いつの間にか手元に23枚の免状が溜まっていました。ただそれだけのことです。
私はかつて17年間、大規模な複合商業施設の運営・管理を中心に、現場責任者として実務を執り行ってきました。 不動産管理という仕事は、目に見える設備の維持だけではありません。そこには地域特有の利害関係や、複雑に絡み合う人間模様が常に存在し、それらを調整し続ける一筋縄ではいかない日常が、私の仕事の舞台でした。
長く現場を預かっていれば、時には解決が極めて難しい厄介な課題も発生します。その際、解決策を協議するべく何度も会議が実施されるわけですが……。
心の中で何度そう叫んだか分かりません。現場の状況を把握しきれていない人たちが会議室に集まって、資料だけを眺めながら無難な発言を繰り返す。結局、地域の根深いトラブル案件などは何一つ本質的な解決を見ないまま、私は職を離れました。
組織の理屈や、実体のない報告書をいくら積み上げても、目の前の現実は1ミリも動かない。そんな無力感を知ったからこそ、私は「誰かの言葉」ではなく、自分の五感で掴み取る「確かな真実」に重きを置くようになったのです。
機械が発する微かな振動、指先に伝わる感触、そして空気に混じる「人の焦りや嘘」の気配。
マニュアルや画面の中には決して現れない、そんな泥臭い五感と機微の先にしか、
物事の本質を射抜く「真実」はない。
現在はFIRE(経済的自立と早期リタイア)をしております。そんな私ですが、この「現場の真実」を自分の感覚で掴み取ることの大切さを後世に伝えることだけは、細々とでも続けたいと考えています。
現場で積み上げた実力(保有資格)の詳細は別ページにまとめています。
≫ 23枚の専門スキル・資格ポートフォリオを見る当研究所の提供サービス(実装支援)
YouTubeを検索すれば出てくるような「AIの綺麗な使い方」を学びたいなら、他を当たってください。
当研究所が提供するのは、画面の中の知識ではなく、あなたの現場にある「ままならない現実」を動かすための武器です。
AI活用講座(初歩〜実践)
AIを「優秀な部下」に変えるための対話術。現場の泥臭いコンテキストをどう言語化し、AIに食わせるか。知識ではなく、実務を動かすための「手の内」を伝授します。
不動産・施設管理コンサル
防火防災、建築物衛生、設備更新。23枚の免状と17年の現場責任者としての知見から、会議室の空論ではない「物理法則に従った最適解」を提案します。
電気設備基礎習得講座
AI活用に不可欠なハード面の知識。電気の基礎から、自らの手でトラブルを読み解き、対応するための身体技術を習得します。DIYの範疇を超えた実戦的な内容です。
※現場に直接伺う伴走型コンサル(対面)を優先しておりますが、遠方の方はオンライン相談も承ります。
提供サービスの全詳細はこちら想像で語るな。現実を食わせろ。
私はAI活用講座の講師として壇上に立つ際、「AIには具体的な状況(コンテキスト)を詳しく与えなさい」と、繰り返しお伝えしています。
それはAIを使いこなすための絶対的な正論です。しかし、多くの指導現場で目にするのは、肝心の状況説明が、実在しない「頭の中で作り上げた一般論」にすり替わってしまっている事態です。
組織の歪みが生んでいる「言葉にできない空気感」や、当事者しか知らない「現場の力関係」。あるいは、マニュアルには書かれていない「その場しのぎの応急処置」の痕跡。
そうした生きた現実を一度も直視せず、AIに「想像上の悩み」を相談して、一体何が解決するのでしょうか?
それはかつて私が実務の現場で見てきた、「状況を把握せず、会議室の空論だけで解決した気になっている人たち」の再来でしかありません。 「想像で語るな。現場の体温と歪み、その生きた現実をAIに食わせろ」。これが講師として、そして実務家としての私の譲れない一線です。
速いのは彼らに任せて、こっちは「手触り」を。
誤解しないでほしいのは、私はAIの進化も、デジタルに強い若手世代の可能性も、心から大肯定しているということです。情報の処理スピードや生産性においては、彼らほど頼もしい存在はいません。
ただ、画面の中の論理的な世界と、目の前の「ままならない現実」を繋ぐパズルだけは、泥を啜り、人間模様の機微に触れてきた経験がないと、どうしても解けない一端があります。
最新の知恵を、確かな現実へと着地させる。
それが、私の提唱する「生存戦略」の核心です。