武術創造 DIY・AI研究所
武術創造 DIY・AI研究所 BUJUTSU-CREATION-DIY-AI LAB

ネガティブなエネルギーも大事

「嫌な経験」こそが、人生を動かす真のエネルギーになる

えーとですね、先ほど「志」の話をしましたが、もう少し深くお話しします。 武学の世界では、自分がやって楽しかったことから導き出す「陽志(ようし)」の次に、「陰志(いんし)」という段階があるんです。 これは、自分が嫌だったこと、辛かった経験から「自分はどう生きたいのか」を見出すもの。 実はね、人間にとってはこの「ネガティブな気持ち」から出てきた志の方が、はるかにエネルギーが強いんですよ。
「あんな思いは二度とごめんだ」「あの時の悔しさを、誰かには味わわせたくない」 そのドロドロとした負の感情が、自分を突き動かす最強の燃料になるんです。

過去のどん底は、未来への「必要経費」だった

私の人生も、振り返ればボロボロでしたよ。 10代での交通事故、ホームレス同然の生活、会社の夜逃げ、投資での失敗……。 その最中にいる時は「なんで自分だけこんな目に」と、それこそ今の感情で「嫌だ嫌だ」と言っていました。 でもね、最近ようやく思えるようになったんです。 「あの経験がなかったら、今の私はいないし、こんな話もできていない」と。
今の私にとっての「嫌な出来事」も、実は望んでいる境地にたどり着くために、どうしても通らなきゃいけない「ただの経験」に過ぎないのかもしれない。
そう考えると、人生の解釈がガラッと変わりますよね。 AIの情報を追いかけて疲弊したあの半年間も、高額セミナーに金を捨てたあの経験も、今の「地に足がついた自分」を作るための必要経費だったわけです。

その「怒り」や「不満」を、正しく使いなさい

もしあなたが今、何かにイライラしたり、現状に絶望したりしているなら、それはチャンスですよ。 そのネガティブなエネルギーを、小手先の「AI副業術」なんかに逃がしちゃいけない。 「自分は一体何が嫌なのか」「どうしてこんなに腹が立つのか」 そこを掘り下げていくと、あなたが本当に成し遂げたい「志」の尻尾が見えてきます。
嫌な経験を「ただの不運」で終わらせるか、人生を切り拓く「武器」に変えるか。 そこが、職人として生きるか、ただの消費者で終わるかの分かれ道です。
私もまだまだ、嫌なことは起こります。 でも、それを「ああ、これもまた必要な経験なんだな」と笑えるくらいの余裕を持って、自分の志を磨いていこうと思っています。