「なぜ自分の足で立つ必要があるのか」という、一番根っこの部分を伝えておこうと思います。
サラリーマン時代も、そして組織を離れた今も、ずっと感じていることがあります。皆さん、コミュニティや組織のしがらみを無視しては生きられない。それは現実として分かります。でもね、あまりに自分を殺しすぎではないですか。
「おかしい」と言いながら、加担する人々
立派なことを言う人はたくさんいます。「これはやりたくない」「組織のここが間違っている」。でも、いざ行動となると、結局は組織の論理に従ってしまう。それどころか、無意識のうちに周りへ同調圧力をかける側に回っていたりする。
私は、そういう全体主義的な空気が大嫌いなんです。心では反対しながら、行動では「おかしなこと」を助長する。そんな生き方が、果たして自由と言えるのでしょうか。
自分の行動が伴っていないなら、どれだけ言葉を飾っても、それは自由ではないんです。
期待はしない。けれど、やりたいからやる
私が今、こうしてAIやDIY、武術を通じて「個の力」を磨く発信をしているのは、そういう生き方を選ぶ人が少しでも増えれば、世の中がもっと風通しの良いものになるんじゃないか、という淡い期待があるからです。
もちろん、結果が出るかなんて分かりません。世の中が変わる保証もない。でも、私は「やりたいからやっている」だけなんです。
もし何も変わらなければ、それはそれでしゃあない。一人で静かに日向ぼっこをして一日を終える……それもまた素敵な生き方だと思います。でも、もし少しでも希望があるなら、もう少し自由な世の中を見たい。
誰かの顔色を伺って生きるのではなく、自分の頭で考え、自分の手で道具を作り、自分の足で大地を踏みしめる。
そんな「職人」としての誇りを取り戻す人が増えた時、初めて本当の自由が見えてくるんじゃないか。私はそう信じて、これからも淡々と、自分の信じる道を歩んでいこうと思います。
