完結:正しさの呪縛を解き、自分の足で立つために
こうして、私の人生は迷走と逆転を繰り返してきました。 国立大学を辞め、ホームレスになり、会社は夜逃げ。資格を武器に組織の長にまでなりましたが、最後は社会全体の「正義」という名の狂騒に愛想が尽きました。
そんな私が、健康問題や心の葛藤の中で救いを求めて飛び込んだ武術の世界。 そこに、長年の問いに対する答えがありました。
武術の師から説かれたこの言葉に、私は初めて救われた気がしました。 マスクをする・しない、ワクチンを打つ・打たない、肉を食べる・食べない。 世の中の争いはすべて、自分の「正しさ」を相手にぶつけ、屈服させようとすることから始まります。
でも、武術が教えてくれたのは、相手の「正しさ」にぶち当たらない道でした。 お互いの立場が違うだけ。それを認めた上で、自分は自分の理を追求する。相手を攻撃するのではなく、自分がどう動けば調和できるのか、あるいは、どうすればその争いの渦から抜け出せるのか。
私が今、DIYを教え、AIを研究し、武術を磨いているのは、誰かを否定するためではありません。 「正しさ」という不確かなものに依存せず、物理的な事実と、自分自身の身体感覚だけを信じて生きる。その「自立」の楽しさを、一人でも多くの人に伝えたいからです。
もしあなたが今、組織や社会の「正しさ」に押し潰されそうになっているなら、少しだけ視点を変えてみてください。 その正しさは、誰かの立場から見た都合に過ぎないかもしれません。 そんなものと戦うより、自分の手で何かを作り、自分の頭で考え、自分の足で立つ準備を始めてみませんか。
私の物語は、ここで一度筆を置きます。 これからは「武術創造 DIY・AI研究所」の活動を通じて、具体的な「生き抜くための武器」を共有していければと思います。
長い間、お付き合いいただきありがとうございました。 それでは、また。









