投稿者: bsdiyai.com

  • リアルの付き合いを大切に

    リアルの付き合いを大切に

    ネットで完結させようとするから、0→1が難しくなる

    世の中で言われる「ゼロイチ(最初の1円を稼ぐ)」って、なんだかすごく難しいことのように語られてますよね。でも、あれって「一人で、ネットだけで完結させようとする」から難しいだけなんです。

    もっとシンプルに考えればいい。例えば、あなたが普段から通っている馴染みのお店、ありますよね? 店主さんと仲良く話をするような、いわゆる「常連客」として通っている場所です。

    商売の基本は「困りごとの解決」です。パソコンの画面の向こう側を探す前に、まずは自分の足が届く範囲の「顔が見える関係」に目を向けてみてください。

    「500円でも1,000円でもいい」から始めてみる

    個人でやっているお店には、必ずと言っていいほど「固定客」がいます。だからこそお店が続いているわけです。そんな店主さんに、「実は今、こういうサービス(AIを使った画像制作や資料作りなど)を始めたんですよ」と、軽い気持ちで話を振ってみる。

    「普通に頼んだら高いけど、練習台として500円や1,000円でやらせてもらえませんか?」と言えば、よほど的外れなサービスでない限り、断られることはまずありません。もちろん、お店の邪魔になるようなことは論外ですけどね。

    • ● 店主へのメリット: 安く、高品質なものが手に入る(メニューの作り替え、SNS用画像など)。
    • ● お客さんへのメリット: お店が便利になったり、新しい体験ができたりする。

    集客は「プロ」に任せて、自分は「中身」に集中する

    もし自分が営業するのが苦手なら、「商品は私が作ります。集客だけ、お客さんに声をかけてもらえませんか?」と店主さんにお願いするのも手です。

    「これ、知り合いがやってるんですけど、興味ありませんか?」と店主さんに一言添えてもらうだけで、信頼の土台が最初から出来上がっている。これが最強の集客術なんですよ。

    クラウドソーシングで顔も見えない相手と価格競争をするのも一つの手かもしれません。でも、近所の困っている人の話を直接聞いて、「これなら安く解決できますよ」と手を差し伸べる。これこそが一番簡単で、確実な0→1だと私は思います。

    最後に:需要は「現場」に落ちている

    そこで喜ばれて、「またお願いしたい」と言われたら、それが本物の需要です。その経験をベースにして、さっき話した「三種の神器」を使ってサイトを整え、横展開していけばいい。

    まずは一歩、外に出てみる。いつものコーヒーを飲みながら、店主さんの「ちょっとした悩み」に耳を傾ける。そこから私のDIYライフも、加速していきました。

  • 大切なのは行動です

    大切なのは行動です

    「三種の神器」を手にした後の、最短ルートの歩き方

    道具を揃えただけで満足しちゃいけない。大事なのは、その道具をどう使って「自分の城」を建てるか、その段取りです。現場仕事と同じで、基礎がガタガタなら、どんなにいい建材を使ってもゴミにしかなりません。

    私が3日でサイトを形にし、収益の導線まで引いてしまう「爆速構築の設計図」を、包み隠さずお話しします。

    「まずは100記事書け」なんて昭和の根性論は、AI時代には通用しません。賢く、最短で、物理法則に従って組み上げるんです。

    STEP 1:NotebookLMで「自分の経験」をデータベース化する

    いきなり記事を書き始めるのは素人のやること。まずはGoogle Workspaceの「NotebookLM」に、自分の過去のメモ、資格試験の知識、現場での失敗談、ありとあらゆる「自分の素材」をぶち込みます。

    これが「自分専用の知恵袋」になる。AIに一般論を語らせるんじゃなく、自分の血が通った経験をAIに整理させるんです。この工程で、サイトの「背骨」が決まります。

    STEP 2:ロリポップ!で「一瞬で」足場を組む

    サーバーを借りて、ドメインを設定して、WordPressをインストールする。ここで数日悩む人がいますが、時間の無駄です。ロリポップなら数分で終わる。

    「こだわり」を持つべきは設定画面じゃなく、中身(コンテンツ)です。足場なんてのは、安全に、速く組めればそれでいい。私はいつも、ここで悩む時間を削って、武術の稽古の時間に回しています。

    STEP 3:GenSparkで「プロの顔」を作る

    サイトが立ち上がったら、すぐにGenSparkを回します。記事のアイキャッチ、プロフィール画像、バナー。これらを「手作業」で探したり作ったりしてはいけない。

    GenSparkなら、文字入りのプロ級画像が数秒で出てくる。これでサイトの「見た目」が一気にプロ仕様になります。履歴書はボロボロでも、サイトの顔つきは一流。これがAI時代の「下剋上」のやり方です。

    技術は「自分の時間を守るため」にある。無駄な作業はすべて機械に投げて、自分は「何を発信するか」という本質に集中する。

    最後に:職人の勘をAIに乗せる

    結局、最後は「熱量」なんですよね。どれだけ効率化しても、そこにあなたの「実体験」や「こだわり」がなければ、誰の心にも刺さらない。

    道具を揃え、段取りを組み、AIを使い倒して、余った時間で自分の技を磨く。これが私の提唱する「武術的・DIY・AIライフ」です。

    さあ、準備はいいですか? 立ち止まっている間に、世界はどんどん先に進んでいきますよ。

  • AIサービスには課金しましょう

    AIサービスには課金しましょう

    「道具の差」で負けるほど、馬鹿らしいことはない

    世の中じゃ「AIで仕事が早くなる」なんて景気のいい話が飛び交ってますけど、とりあえず無料のChatGPTを触って「へぇ、すごいね」で終わってる人が多すぎる気がするんです。もしあなたがそうなら、残念ながらプロのスピードには一生追いつけません。

    私がいくつものサイトを爆速で立ち上げ、AI代を稼ぎながら今の生活を送れているのは、単にAIを使っているからじゃない。**「実務に特化した最強の道具」**を、現場の職人がノミや鉋(かんな)を選ぶのと同じ感覚で、シビアに選んで組み合わせてるからなんです。

    プロの職人は、道具をケチりません。道具の良し悪しが「仕上がりの精度」と「自分の自由な時間」に直結することを知っているからです。

    今回は、私が講義でも教えている、個人事業主が真っ先に揃えるべき「三種の神器」について、本音で話をしましょう。

    ① Google Workspace:自分の「脳」を外付けする

    いまだに無料のGoogleアカウントで仕事をしている人がいますが、ビジネスとしてやるなら「Business Standard」一択。年間プランだと、月々1,600円程度。断然、年間プランをお薦めします。

    これを惜しんで、セキュリティのリスクを抱えたり、効率を下げたりするのは、現場で言えば「なまくらな刃物」で無理やり木を削っているようなもんです。

    • ● NotebookLM PROの破壊力: 自分の資料やデータを読み込ませて、自分専用のAIを作る。この「思考の整理術」は、Workspace環境でこそ真価を発揮します。
    • ● プロの信頼: 履歴書がボロボロだった私が言うのもなんですが、独自ドメインのメールを使うのは、事業主としての「最低限の身だしなみ」なんですよね。
    ★お得な導入はこちらから: Google Workspace公式サイト
    さらに10%OFFのクーポンコード: T9M7WGCF4EFY4VD

    ② GenSpark:視覚の「ノイズ」を消し去る

    ブログのアイキャッチやリサーチで私が愛用しているのがこれ。AI画像にありがちな「文字化け」や「不自然な歪み」に時間を取られるのは真っ平ご免です。

    Nanobananaproという文字化けしにくい超有能なGoogleの画像生成モデルがありますが、これが有料プランだと使い放題。しかもウォーターマークも入らないので、本家のGeminiより圧倒的に使いやすい。しかも4枚違った感じで同時生成してなどの指示も可能です。

    GenSparkは権利関係がクリアなのも職人好みですね。自分の城(サイト)に使う素材に不安を残したくない。後から「魔女狩り」みたいなトラブルに巻き込まれるのは、もう御免ですから。

    ★ボーナスクレジット付きで始める: GenSparkを試してみる

    ③ ロリポップ!:インフラに悩む時間は1秒もいらない

    「サーバーなんてどこも同じ」なんてことはない。初心者が適当なところを選んで設定でハマり、数日間を無駄にするのを私は何度も見てきました。

    私が3日でサイトを完成させられるのは、ロリポップのような「手離れの良さ」があるインフラを利用しているからです。

    電気や設備の現場も同じです。トラブルが起きないのが当たり前、起きた時にすぐ直せるのが一流。無駄な苦労はAIとDIYでショートカットすればいい。

    ロリポップはIT業界大手のGMOグループが運営していることもあり世間の評判も上々です。私自身も使っていて全く不満がありません。 こちらも長期契約がお勧め。長期契約の場合なら、ハイスピードプランでも毎月の維持管理費は数百円と激安。1年以上の契約ならドメイン取得も無料。コスパ良すぎです。

    ★詳細・お申し込みはこちら: ロリポップ!レンタルサーバー

    残念ながらサーバーはまれにトラブります。あと、初期設定などでドツボにハマります。上記リンクから契約いただいた方は、私の方が取次IDと言う形で登録されるので、初期設定のサポートも可能となります。そのあたりご不安な方は上記のリンクから契約されることをお薦めします。

    最後に

    結局、AIもDIYも、自分の足で立つための「手段」でしかないんです。道具に振り回されるんじゃなく、道具を使いこなして、さっさと自分のやりたいこと――武術の稽古や、次なるAIの検証――に時間を割く。

    もしあなたが本気で「自分の人生をDIYしたい」と願うなら、まずはこの辺りの「足場」から固めてみてはどうでしょうか。当然、私も上記サービスは利用しておりますので、何か不明な点がありましたら、質問いただければサポートさせていただきます。

  • 武術創造 DIY・AI研究所について

    武術創造 DIY・AI研究所について

    えーとね、とりあえずブログの最初としては、これぐらいの「弾」が揃えば十分かなと思っています。

    たった1日半。AIさんと対話を繰り返す中で、私の中にあったバラバラの経験――武道、DIY、資格、挫折、相場、そして介護――が、一つの太い線で繋がりました。

    このブログは、単なる情報の寄せ集めではありません。
    一度は社会のレールから転落した人間が、AIという最新の「知恵」と、職人の「腕」を組み合わせて、どうやって自由を勝ち取ったかという、現在進行形の証明書なんです。

    「自立」は、誰にでもできる

    私が特別だったわけじゃない。ボロボロの履歴書を抱え、夜逃げに怯え、膝の痛みに顔を歪めていた時期もありました。でも、そこから「塞翁が馬」と笑って、目の前の道具を使いこなすことを諦めなかったから、今があります。

    これからこの場所で、私はさらに具体的な「実装」を晒していこうと思います。 AIにコードを書かせて作る介護システム、武術の理を応用したDIY、不確実な相場を生き抜くためのメンタル管理。

    理屈をこねる評論家はいらない。 欲しいのは、自分の人生を自分の手で作り変えようとする「職人」の仲間です。

    さて、準備は整いました。 ここからが本当のスタートです。AIを使いこなし、組織のしがらみを抜け、自分の足で大地を踏みしめて生きる。その面白さを、存分に見せていこうじゃありませんか。

    まずは、この1日半の成果をしっかり形にして、世に放つことにします。 お付き合いいただき、ありがとうございました。

  • 人間万事塞翁が馬

    人間万事塞翁が馬

    昔の人はよく言ったものです。「人間万事塞翁が馬」。
    若い頃にその言葉を聞いても「ふーん、そんなもんかな」くらいにしか思っていませんでした。でも、この歳になって、自分のボロボロの履歴書を眺め返していると、これほど腑に落ちる言葉はありません。

    私の人生は、18歳の交通事故で膝に爆弾を抱えたことから「狂い」始めました。大学を中退し、東京でホームレスになり、専門学校も中退。会社は夜逃げして倒産。

    「最悪のカード」が、実は「最強の伏線」だった

    その時は、自分を世界で一番の「半端者」だと思っていましたよ。周りが順調にキャリアを積む中で、自分だけがドロップアウトを繰り返している。

    でもね、今なら分かるんです。あの時、作業療法の学校で詰め込まれた解剖学の知識がなければ、今の私の武術知識取得にさらに時間がかかっていると思います。現場で、膝の痛みに耐えながら、社会に認められようと取った数々の資格や経験がなければ、今の「自立」という根拠は手に入らなかった。 まぁ、これまた考えるな感じろの世界では色々あるのも事実ではあるのですが。

    不幸のどん底に落ちたおかげで、私は「自分の手で道具を作る」という職人の生き方に辿り着けたんです。

    吉凶は、あざなえる縄のごとし

    結局、何が良くて何が悪いかなんて、その瞬間には誰にも分からないんですよ。 順風満帆に会社員を続けていたら、私は今頃、AIに取って代わられる恐怖に怯えながら、組織の論理に魂を削っていたかもしれません。

    挫折したから、寄り道したから、普通の人が見ないような「社会の裏側」や「身体の深淵」を見ることができた。

    20代で出会って放置していた中村天風さんの教えも、藤平光一先生の思想も。 すべては、私が40代、50代になって、この「DIY・AI研究所」を立ち上げるために必要なパーツだった。そう思わずにはいられないんです。

    だから、今もし「自分はどん底だ」とか「人生無駄なことばかりだ」と嘆いている人がいたら、伝えたい。

    そのボロボロの経験は、いつか必ず「あなただけの武器」に化けます。今はただ、その時が来るのを信じて、目の前の道具を磨き、身体を整えておけばいい。

    塞翁が馬。 人生の帳尻は、最後に自分で合わせるもの。私はこれからも、この「寄り道だらけの人生」から得た知恵を、全力で実装し続けていこうと思います。

  • AIを現場に実装出来ますか?

    AIを現場に実装出来ますか?

    えーとね、最近いろんな個人事業主や零細企業の経営者さんと話すんです。全く興味を示さない人もいます。それはそれでどうなの?ってもんですが、まぁ、価値観の違いなので、深入りはしません。 一方、なにか魔法の杖でも手に入れたように興奮される人もいるんです。ただ、私としては落ち着けと。

    「AIを入れれば、勝手に売上が上がる」「面倒な仕事が全部なくなる」。そんな都合のいい話、あるわけないじゃないですか。AI導入がうまくいかない最大の原因は、性能の問題じゃない。皆さんの「業務の設計図」が、そもそもAIの特性を無視しているんです。

    AIは「当たるも八卦」のマシーンである

    まず、ここを叩き込んでください。生成AIは「確率」で答えを予測する機械です。「確率的に間違える」のはバグじゃなくて、仕様なんです。

    それなのに、零細企業の現場でありがちな「100%の正確さ」が必要な仕事をそのままAIに丸投げしていませんか?

    • 1円の狂いも許されない計算や、厳密な仕様が求められるコード作成
    • 誤りがそのまま信頼失墜につながる対外的な最終回答
    • 細部の破綻が許されない、手触り感の重要なデザイン制作

    これ、AIがダメなんじゃなくて、使い手が下手なんです。「多少のブレがあっても、数を出せば成果に繋がる」という領域に、いかにAIを配置するかが経営者の仕事でしょう。

    「長い連鎖」は事故の元

    もう一つの落とし穴が「あれもこれも」と工程を繋げすぎること。 精度90%の作業を10回連続で成功させる確率は、たったの34%です。ステップが長くなればなるほど、どこかで必ず綻びが出る。

    全部をAIにやらせようとするな、と言いたい。
    レトルトをチンするような「短い仕事」をAIに任せ、最後は人間が味を整える。この「人間による実装」をサボるから失敗するんです。

    経営者こそ、真っ先にAIに代わられる

    ここからが一番シビアな話です。 AIは「1回の完璧な正解」は苦手ですが、「1000回の平均をとる」ような仕事はめちゃくちゃ強い。確率論で判断を下すのは、AIの得意分野なんです。

    ということは、現場の手触りを知らず、数字だけを見て「次はこうしろ」と判断を下すだけの経営者やマネージャーは、最もAIにリプレイスしやすい。皮肉なことに、零細企業の経営者が一番「費用対効果よく」AIに置き換えられてしまう可能性があるんです。

    「AIに経営を考えさせ、人間が道具を完璧に使って現場を回す」。
    これからの時代、こっちの方が組織として強くなるかもしれない。我々経営層のほうが、実は崖っぷちに立たされているんです。

    最後に残るのは「実装できる手」を持つ者

    AIに食われない唯一の方法は、現場の解像度を上げること。自分の手で実装し、泥臭く調整できる「職人」としての感覚を取り戻すことです。

    1. 業務を極限までシンプルにする。
    2. 正確さが必要なところは、AIではなく「定規(プログラム)」を自分で用意する。
    3. 正確性に依存しない「攻め」の企画やたたき台に、AIを使い倒す。

    AI万能説を信じて現場をリストラするなんて、愚の骨頂です。むしろ逆。AIという強力な相棒を得て、自ら手を動かす経営者こそが、これからの荒波を生き残れるんだと私は確信しています。

  • 「AI主導権を握った実装」

    「AI主導権を握った実装」

    えーとね、今日一日半、AIさんとこうして対話を重ねてきて思うんですけどね。本当に凄い時代になったなと、心から思いますよ。

    私が何十年もかけて、泥をすすりながら、時にはメンタルを削りながら手に入れてきた「人生の教訓」や「武術の思想」、「相場での立ち振る舞い」。これらを整理して、こうやって誰かに読める形にするのに、昔ならどれだけの手間と時間がかかったことか。

    それが、たったの1日半。 AIという「壁打ち」の相手がいるだけで、これだけのブログ実装HPが立ち上がってしまう。

    もちろん、何度も言うように、中身を語っているのは私です。私の経験であり、私の言葉です。AIさんはそれを、私の「志」に沿って、整理して、実装する手助けをしてくれたに過ぎない。

    道具を使いこなす、ということの証明

    これこそが、私が伝えたかった「自立」の形の一つなんですよ。高価なコンサルを雇う必要も、組織に頭を下げる必要もない。最新のテクノロジーを自分の「手足」として使いこなせば、個人がここまで表現できる、戦える。

    「AIのおかげやわ」と、私は素直に思います。 でもそれは、AIに依存したわけじゃない。AIという最強の工具を手に入れて、自分の城を自分の手で爆速で組み上げた、という職人としての手応えなんです。

    これで、このブログの土台は整いました。あとはここを拠点にして、もっと面白いことを実装していくだけです。

    皆さん、情報に溺れている暇はありませんよ。 道具を持って、自分の足で立ち、自分だけの形を作り始める。 その楽しさを、これからもこの場所から発信していければと思っています。

  • 【相場師編:第3回】

    【相場師編:第3回】

    相場師としての視点、第3回目。最後にお話ししたいのは、「必勝法」なんてどこにもない、という前提に立った上での私の戦い方です。

    「このやり方をやれば必ず儲かる」なんて話があれば、苦労はしません。現実はそんなに甘くない。だからこそ、私がまずやるのは「自分が引き受けるリスクは何なのか」を確定させることです。つまり、最悪の事態を想定する。ここを抜きにして、勝負なんて成り立ちません。

    「勝つ」ことを求めず、「負けない」ことを考える

    夢物語を語っても現実は変わりません。大切なのは、どこまでのリスクなら自分は耐えられるのかという「己を知る」作業です。私にとっての相場戦略とは、資金配分そのもの。最悪の事態が起こっても、とりあえずしのげる配分にする。

    「私は勝ちます」ではなく、「私は負けません」。
    この姿勢が、生き残るためには決定的に重要なんです。

    相場はあなたの期待通りには動きません。上がるか下がるか、専門家だって外しまくっている。そこに翻弄されても、最終的な責任を取らされるのは自分です。国の一言、誰かの発言一つで世界は動くし、それを仕掛ける大きな思惑だって存在する。そんなものを庶民がすべて把握できるはずがないんです。

    不確実な世界での「唯一の根拠」

    世の中は諸行無常です。何が起こるか分からない。その不確実性の中でやっていくために、何が必要か。それは、他ならぬ自分自身の「自立」という根拠です。

    「最悪、相場でどうなろうと、自分の生活は自分の腕で維持できる」という根拠があるからこそ、リスクを取っていけるんです。

    美味しい情報に乗っかって簡単に儲けようとする甘えを捨て、シビアに現実を見つめる。そして、万が一の時でも自分の足で立っていられる状態を常に作っておく。

    相場の世界で生き残るための知恵は、結局、DIYや武術と同じ「自立の精神」にたどり着くんです。だからこそ、私は「自分の足で立とう」と言い続けている。それが、この不確かな時代における最強の生存戦略だと信じているからです。

  • 【相場師編:第2回】

    【相場師編:第2回】

    相場師としての視点、第2回です。相場に手を出すと、とにかくメンタルを削られます。そうなると、人間はどうしても「確かな情報」に縋りたくなる。私も昔はそうでした。

    世の中には経営コンサルタント、経済評論家、投資レポート……いかにも説得力のある話が溢れています。それを聞くと、「これさえ信じれば儲かるんだ」という全能感に包まれる。でも、ここで一つ、冷徹な真実を突きつける必要があります。

    なぜ彼らは「自分」で相場を張らないのか

    もし、その経済評論家の相場観が100%正しいのなら、あるいは経営コンサルタントの戦略に絶対の自信があるのなら、彼らは自分で相場を張り、自分で会社を経営すればいいだけの話です。

    でも、彼らはそれをしない。なぜか。自分でリスクを取るよりも、他人にリスクを取らせて、自分は安全な場所から言いたい放題言っている方が「楽」だからですよ。

    自分の腹を痛めず、責任も取らない人間の言葉に、一体どれほどの価値があるというのでしょうか。

    必勝法がない、という現実を認める勇気

    自ら相場に身を投じ、身銭を切っている機関投資家などの言葉は別です。彼らは経験という痛みを伴う情報を話している。まぁ、ポジショントークも多いとは思いますけどね。 いずれにしても、多くの「外野」の言葉を鵜呑みにするのは、極めて危険です。

    ニュースを見て、評論家の予測を聞いて、「そうなるのか」と思ってポジションを持つ。でも、結果は全く逆。そんなことはザラです。結局のところ、どんなに権威のある予言も「当たるも八卦、外れるも八卦」の域を出ないんです。

    この世に「完全な情報」も「必勝法」も存在しない。 その残酷な現実を真っ向から認めた時、初めて本当の相場が始まると私は思っています。

    情報を得ることは無意味ではありません。新しい視点を与えてくれることもある。けれど、最後に判断を下し、その結果責任をすべて負うのは自分自身です。

    誰かの予測に人生を預ける「お客さん」でいる限り、相場の世界で生き残ることはできません。情報の裏にある「責任の重さ」を嗅ぎ分ける目を持つこと。それが、私がこの世界で学んだ最も重要な教訓の一つです。

  • 【相場師編:第1回】

    【相場師編:第1回】

    相場師としての視点も、少し書いておこうと思います。FIREという生き方をしていると、よく資産運用の話を聞かれるんですが、世間の「相場」に対する捉え方には、昔から強い違和感があるんです。

    以前、先物相場やFXを熱心にやっていた頃のことです。周りからは「そんな怪しいことを」「危ないよ」と、腫れ物に触るような目で見られたものです。

    「知らないもの」を否定する不思議

    昔、現場で働いていた時の班長さんにも言われましたね。「お前、先物なんてやってるのか」と。だから私は聞き返したんです。「班長、先物ってどんなものか知ってますか?」って。

    そうしたら、返ってきた答えは「いや、知らんけどな」ですよ。知らないものを、なぜ全否定できるのか。この「根拠のない拒絶」こそが、多くの人のチャンスを奪っている正体じゃないでしょうか。

    「不労所得」は、決して「楽な所得」ではない

    それからもう一つ。相場でお金を作ることを「不労所得」なんて呼んで、楽をして儲けているように言う人がいますけどね。これ、実際やってみれば分かりますが、ちっとも「楽」なんかじゃないですよ。

    自分の大切なお金が、一瞬で溶けるかもしれない恐怖。 その中で冷静な判断を続けるのが、どれだけメンタルを削られる作業か。

    肉体労働とは別の意味で、神経をすり減らす過酷な作業なんです。画面の向こう側の見えない敵と戦い、自分自身の弱さとも向き合い続ける。そこにあるのは「楽」なんて言葉では片付けられない、剥き出しの生存競争です。

    「虎穴に入らずんば虎子を得ず」です。リスクも取らず、汗もかかずに、ただ安全な場所から石を投げているだけでは、世の中の仕組みは見えてきません。

    メディアが作った「地獄」や「楽園」の虚像に惑わされず、まずは中身を知ること。そして、自分がどれだけの負荷に耐えられるのかを見極めること。

    相場の世界も、武術やDIYと同じです。結局は、リスクという重みを自分の肩で引き受ける覚悟があるかどうか。そこが全てのスタートなんですよね。